2021/09/05、何気なくいつも観ているラグビーの試合のことでした。




ニュージーランド オールブラックス対オーストラリア ワラビーズの試合、いわゆるブレディスローカップと呼ばれるものです。




いつも通りオールブラックス優勢で試合が運ばれていました。




試合時間の27:54に試合が止まりました。

オールブラックスの15番フルバックのジョーディ・バレットがハイパントの処理の際に故意か不本意かスパイクの裏を相手選手の11番ウイングのマリカ・コロベテの顔にぶつけてしまいました。
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マリカ・コロベテ選手はその場で顔を押さえてうずくまり、試合はすぐにストップされました。
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判定は難しくテレビで観戦していた僕も、故意か事故か判断が難しかったです。




ワールドラグビーは近年選手の安全性の向上に力を入れているのは周知の事実で、ハイタックルを厳しく判定したり、脳震盪の疑いのある選手は重大な疾患にならないようにテストを受けなければいけなくなったりしています。


そんなラグビーですから、当然ジョーディ・バレットにレッドカードが出ました。
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これまで、ラグビーにおけるレッドカードは大きなアドバンテージでした。


レッドカードは1発退場を意味しており、レッドカードを出されたチームはその試合を通して1人少ない状況で闘わないといけないからです。


ですが、この試合ではある新ルールが試験適用されました。



調べてみるとESPNの4月の記事にワールドラグビーによる新ルールが試験的に適用されるという記述がありました。
https://www.espn.com.au/rugby/story/_/id/31348315/rugby-red-card-replacement-trial-achieving-desired-outcomes





レッドカードを受けた選手は、即退場。



これは従来のルールと変わらないが、退場後20分経過すると退場選手以外の選手を投入することが可能になったそう。




レッドカードを出されたチームは、20分間は14人で敵対しないといけないが20分後には元の15人に戻すことができるようになったそうです。 



このルールが適応されることによって、レッドカードの重い罰は軽減されるが、20分後は元の15人に戻せることでレッドカード提示後もよりスリリングな試合を楽しめることができるようになります。



皆さんはこの新ルール、どう思いますか?😊